杉本彩主演であの団鬼六先生の名作「花と蛇」が16年ぶりに映画化され、その試写会が2003年12月4日、行われた。
 「こんな凄い団鬼六映画は観たことがない」と公開を前に早くもマスコミや関係者を震撼させている衝撃作となった。



杉本彩(遠山静子 役)
1968年7月19日、京都府出身。80〜90年に学園祭の女王として君臨。アルゼンチンタンゴとの運命的な出会いを経て、舞台、モデル業、最近では作家としても活躍中。
〜キャスト〜

野村宏伸(遠山隆義 役)
1965年5月3日、東京都出身。84年、森田芳光監督の「メイン・テーマ」で薬師丸ひろ子の相手役としてデビュー。主演映画多数。本作で新境地に挑む。

石橋蓮司(田代一平 役)
1941年8月9日、東京都出身。54年、児童映画「ふろたき大将」の主演に抜擢。76年、緑魔子らと劇団第七病棟を結成。舞台で活躍する一方、特異な個性でスクリーンを支える。


〜パンフレットより〜






“原作の「花と蛇」って、悪魔的な奇想の小説と捉えられがちだけど、だからこそ僕は、未だ誰も観たことのない愛の映画が撮れると思ったんだ。”───石井隆


“頭で考えちゃいけない。肉体で感じようとしたけど芝居の次元ではなかった。”───杉本彩



 映画「花と蛇」のきっかけは三年前。東映ビデオのプロデューサー・松田氏が杉本彩を口説いた。杉本彩はひとつだけ条件を出した。「石井隆の映画が好きです。彼が撮るなら、すべてを晒します」
 それから二年後、松田氏から石井の許に電話が入る。「杉本彩で『花と蛇』を撮らないか? あんたが撮るなら、すべてを晒すって言ってるんだ」


  約2ヶ月の徹底した肉体トレーニングにより撮影に挑んだ彼女だが、それでも常に全身を縛られ自由を奪われた状態で、逆さ吊りや乳首に針を通され、桶の水の中に顔を無理矢理つけられたりのハードな撮影の連続に、皮膚は裂け、毛細血管が切れることもあったという。
 納得する画が撮れるまでカットを掛けない石井監督。肉体の限界にもがき苦しみながらも音を挙げない杉本彩。なぜここまでするのか?
 その疑問に対し、監督は答える。「なまじ情けを掛けて手加減するのは、彼女の頑張りを無駄にするだけ。この現場で苦しめば苦しむほど、スクリーンに写し出された彼女は多くの観客を虜にするはず」



〜物語〜
大富豪の実業家・遠山の妻・静子は世界的なタンゴダンサー。ワーカホリックの夫とは冷めた関係にあり、夜ごと性的な夢にうなされていた。その美貌と悩ましい肉体、国際的センスに磨かれたインテリジェンス溢れた静子を我がものにしようと企む男がいた……。





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